「雪やコンコ、アラレやコンコ、降っても、降ってもまだ降りやまぬ…」なんて、若さ十分の歌ながら、後期高齢者となり、寒さに弱い私などは、聴いただけでも、オゝ、寒サムである。

　そんな中、右のウタを歌いながら、道を駆ける小学生さんの姿を目にする。

　外に出て見れば、前の道は、雪で三?四㎝も積もり、庭木の赤い実も、半分ほど雪で埋まっている。

　TVによれば、植物の上は雪が積もりにくいとかで、赤い実は、半分程ではあるが外に出ていた。

　すると、小学三、四年の子達の元気な声が聞こえる。

　「ヤッヤッヤッ雪やコンコンだナ。」

　後期高齢者の私が外に出て見れば、前の狭い道は当然のことながら、公道に接続した道は、四～五㎝の雪が積もっている

　 そんな道を、先の小学生は、家の近くの友達と、雪のぶつけ合いで楽しんでいる。「いくぞ、いくぞ」と呼び掛けながら、雪で固まりを作り、ぶつけ合っている。

　高齢者の私は、オゝー寒む、寒むと家の中に入って、室温を30℃まで上げて、何とか温まっていた。

　でも、室内から見る雪景色は美しく、庭先の植物と共に、白く変わった景色を喜んでいる。

　「何時まで続く雪景色」と言いながら、TVを見ていると、明日も亦、寒い日が来そうで、寒気が、この辺りを覆うとか。

　オゝ寒、寒むで、後期高齢者の私は、寒さに弱く、オゝ寒さむで、また家の中に引き込もりが始まる。

　寒さに弱い私（わたし達かいナー）にとっては、春よ来い早く来いであり、春を待つ心が心にしみる。

　こんな時、「日本のうた」「春が来た」の歌を早く歌いたいナと思っていた。