人口2600人の街に年間15万人が訪れます。

世界遺産に登録されているボニファシオは断崖絶壁の上に宙に浮いているかのような中世のパステルカラーの街並み、紺碧の海、白い海岸には真っ赤な灯台を見に、世界中から観光客がやってきます。

空路で観光バスで、また豪華客船の寄港地として首都アジャクシオから観光ルートができています。

またボニファシオの港には各国の旗がついた豪華クルーザーが所狭しと並びます。

コルシカ独特の気候により、冬は寒く閑散として夏に混むので一年分を夏に稼ぐといった様相です。

当然5月から9月の間はホテル、B&B貸別荘すべてが足りなくなって価格も高騰するといった状況です。

私たちも6月の宿を予約する際には一日遅れるだけで、どんどん宿が埋まっていくというありさまで、最低でも1泊3万円程度はする値段にここでの宿泊をあきらめました。

ボニファシオへの観光は、パーキングの確保が大変でした。日本でいえば、京都に車で入るようなものです。高額の駐車代金の上に遠くの駐車場にとめさせられて重い画材を抱えて延々歩きます。この日の万歩計は2万歩を超えました。海外でのスケッチ旅行は日本では考えられないほど、すべてスケールが大きいのでしっかり歩かされます。

すぐそこと教えられた修道院跡地がハイキングのような山道30分とか、駅でも空港でも乗り継ぎ時

間がなくて重い荷物を引きずりつつ走り回ることは普通です。

暑さと人の多さ、炎天下でのスケッチですっかり疲れても、木陰に入れば涼しいくらいの気温差です。

地中海気候の特徴で湿度が低いので、蒸し暑い日本の夏との一番の違いです。私たちは毎年6~7月にスケッチ旅行を決めるのは雨が少なく、涼しく、日が長く、影が強くなく花が咲く時期だからです。ガーデンウエディングが多いジューンブライドという言葉はヨーロッパだからこそですね。読者の方がたにも、ぜひ海外旅行は足が元気なうちをお勧めします。そしてヨーロッパへのご旅行は5月から9月がお勧めです。

絵を描いていると頻繁に話しかけられます。ドイツ、イタリア、アメリカが多くそしてフランス本土からも大勢訪れます。

フランス最南端の島コルシカへは、夏の間のバカンスとしていい距離感なんでしょう。日本でいえば「沖縄」へ行くくらいの感覚でしょうか?

後半のサルテーヌに入ってからは暑さがこたえました。日中は28度くらいなんですが、空気がきれいな分、強烈な紫外線です。そして絵を描いていると明るすぎて目がやられます。かと言ってサングラスをかけて絵を描くと色が変ですし、午後は2時間が限界でした。

 

魚を食べないコルシカ人!

ちょっと脱線してスーパー事情!私はスーパー大好き人間ですからどこの国に行ってもスーパーをまわります。

これだけ海に囲まれているのだから、さぞかし海の幸が豊富だろうと意気揚々と買い出しに行くと…生の魚は一匹もいません!!地元の人に聞くと魚は食べないんだそうです。貧しい島だったので捕れた魚やエビはイタリア本土へもっていく方が金になるし、もともと食べる習慣がないらしく、もっぱらチーズと野ブタの燻製、栗のガレット(クレープ)にフランスパン、野菜は現在は輸送されていて大きなスーパーは何でもそろいます。しかし魚がない!

売っていたのは真空パックのタコとエビそして半調理されたメルラン(タラの1種)やサーモンだけでした。

こんなに海がきれいなのに~~~~~~と食いしん坊な私は不思議でしかたがないけれど、名物は無いの?と聞くと真冬に来るとウニが食べられるそうです。

こんな気持ちになるのは私だけではないようで、外地からの観光客が海辺のレストランで魚料理を頼もうものなら、べらぼうに高いのに冷凍みたいなエビの乗っかったパスタが出てきます(涙)。

いつも海外のスーパーに行くとびっくりすることがあります。それはシリアルの多さです。いわゆるケロッグ・グラノーラといった牛乳をかけて食べるあれです。

40センチはあろうかと思う大きな箱からいろいろな味のバリエーションも豊かにずっと並んでいます。

こんなに食べるんか?飽きないのかしら?朝ごはんこれなの?と頭ぐるぐるしながら見てるだけでも楽しいです。

まだあります。卵が高いんです!有機栽培の卵は一個50円はします。海外はちょっと卵は怖いので絶対、加熱料理で!

しかもBIOと記された無農薬のものしか買わないようにしています。日本は安全でおいしい卵が生で食べられるって素晴らしいんですよ。

それから半調理品とレンチン料理(電子レンジでチンできる)が多いですね。

おいしいものは外で食べる流儀なのでしょうか?家ではあまり凝った料理をしないような気がします。

それから当然と言えば当然ですがワインが水より安いところ、半端ないくらいにワインの棚があります。巨大スーパーの通路2面くらいはあると思います。

チーズの種類も豊富でとてもおいしいです。ヨーグルト、チーズ、バター乳製品は日本と比べたら半額くらいでしょう。

コルシカの地元民は水より安いワインを飲んで、野ブタの燻製とヤギのチーズがあればごきげん。メインはシチューにフランスパン 最後に、栗やイチジクの入ったタルトとコーヒーでしょう。

 

Copyright©2003-2017 Akai Newspaper dealer

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人口2600人の街に年間15万人が訪れます。

世界遺産に登録されているボニファシオは断崖絶壁の上に宙に浮いているかのような中世のパステルカラーの街並み、紺碧の海、白い海岸には真っ赤な灯台を見に、世界中から観光客がやってきます。

空路で観光バスで、また豪華客船の寄港地として首都アジャクシオから観光ルートができています。

またボニファシオの港には各国の旗がついた豪華クルーザーが所狭しと並びます。

コルシカ独特の気候により、冬は寒く閑散として夏に混むので一年分を夏に稼ぐといった様相です。

当然5月から9月の間はホテル、B&B貸別荘すべてが足りなくなって価格も高騰するといった状況です。

私たちも6月の宿を予約する際には一日遅れるだけで、どんどん宿が埋まっていくというありさまで、最低でも1泊3万円程度はする値段にここでの宿泊をあきらめました。

ボニファシオへの観光は、パーキングの確保が大変でした。日本でいえば、京都に車で入るようなものです。高額の駐車代金の上に遠くの駐車場にとめさせられて重い画材を抱えて延々歩きます。この日の万歩計は2万歩を超えました。海外でのスケッチ旅行は日本では考えられないほど、すべてスケールが大きいのでしっかり歩かされます。

すぐそこと教えられた修道院跡地がハイキングのような山道30分とか、駅でも空港でも乗り継ぎ時

間がなくて重い荷物を引きずりつつ走り回ることは普通です。

暑さと人の多さ、炎天下でのスケッチですっかり疲れても、木陰に入れば涼しいくらいの気温差です。

地中海気候の特徴で湿度が低いので、蒸し暑い日本の夏との一番の違いです。私たちは毎年6~7月にスケッチ旅行を決めるのは雨が少なく、涼しく、日が長く、影が強くなく花が咲く時期だからです。ガーデンウエディングが多いジューンブライドという言葉はヨーロッパだからこそですね。読者の方がたにも、ぜひ海外旅行は足が元気なうちをお勧めします。そしてヨーロッパへのご旅行は5月から9月がお勧めです。

絵を描いていると頻繁に話しかけられます。ドイツ、イタリア、アメリカが多くそしてフランス本土からも大勢訪れます。

フランス最南端の島コルシカへは、夏の間のバカンスとしていい距離感なんでしょう。日本でいえば「沖縄」へ行くくらいの感覚でしょうか?

後半のサルテーヌに入ってからは暑さがこたえました。日中は28度くらいなんですが、空気がきれいな分、強烈な紫外線です。そして絵を描いていると明るすぎて目がやられます。かと言ってサングラスをかけて絵を描くと色が変ですし、午後は2時間が限界でした。

 

魚を食べないコルシカ人!

ちょっと脱線してスーパー事情!私はスーパー大好き人間ですからどこの国に行ってもスーパーをまわります。

これだけ海に囲まれているのだから、さぞかし海の幸が豊富だろうと意気揚々と買い出しに行くと…生の魚は一匹もいません!!地元の人に聞くと魚は食べないんだそうです。貧しい島だったので捕れた魚やエビはイタリア本土へもっていく方が金になるし、もともと食べる習慣がないらしく、もっぱらチーズと野ブタの燻製、栗のガレット(クレープ)にフランスパン、野菜は現在は輸送されていて大きなスーパーは何でもそろいます。しかし魚がない!

売っていたのは真空パックのタコとエビそして半調理されたメルラン(タラの1種)やサーモンだけでした。

こんなに海がきれいなのに~~~~~~と食いしん坊な私は不思議でしかたがないけれど、名物は無いの?と聞くと真冬に来るとウニが食べられるそうです。

こんな気持ちになるのは私だけではないようで、外地からの観光客が海辺のレストランで魚料理を頼もうものなら、べらぼうに高いのに冷凍みたいなエビの乗っかったパスタが出てきます(涙)。

いつも海外のスーパーに行くとびっくりすることがあります。それはシリアルの多さです。いわゆるケロッグ・グラノーラといった牛乳をかけて食べるあれです。

40センチはあろうかと思う大きな箱からいろいろな味のバリエーションも豊かにずっと並んでいます。

こんなに食べるんか?飽きないのかしら?朝ごはんこれなの?と頭ぐるぐるしながら見てるだけでも楽しいです。

まだあります。卵が高いんです!有機栽培の卵は一個50円はします。海外はちょっと卵は怖いので絶対、加熱料理で!

しかもBIOと記された無農薬のものしか買わないようにしています。日本は安全でおいしい卵が生で食べられるって素晴らしいんですよ。

それから半調理品とレンチン料理(電子レンジでチンできる)が多いですね。

おいしいものは外で食べる流儀なのでしょうか?家ではあまり凝った料理をしないような気がします。

それから当然と言えば当然ですがワインが水より安いところ、半端ないくらいにワインの棚があります。巨大スーパーの通路2面くらいはあると思います。

チーズの種類も豊富でとてもおいしいです。ヨーグルト、チーズ、バター乳製品は日本と比べたら半額くらいでしょう。

コルシカの地元民は水より安いワインを飲んで、野ブタの燻製とヤギのチーズがあればごきげん。メインはシチューにフランスパン 最後に、栗やイチジクの入ったタルトとコーヒーでしょう。