コルシカ島 ノンザ村(1) nonza
2022年5月20日づけで出されたコロナ水際対策強化にかかわる新たな措置が外務省から出されました。
・以下の国ではワクチンを3回接種し、その証明を持つことを条件に渡航、帰国後も待機期間が不要となりました(アメリカ、ハワイ、グアム、タイ、インドネシア、マレーシア、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、ドバイ、オーストラリア)
2年半もの間、コロナ禍により私たちの生活は大きく変化しましたが、長いトンネルの先が見られたような気がします。旅に出られるという希望をもって、これからも絵を描き続ける気力がわいてきました。
2018年6月、フランス領コルシカ島へのスケッチ旅行を決め、滞在先を探していました。私たちのスケッチ旅行は、2か所拠点を決めて、その周辺を描くというものですので、北コルシカで1か所、南コルシカで1か所候補を探しておりました。南はすぐ決まりました。なぜなら世界遺産のボニファシオの近くと決めていたからです。
問題は、北でした。狭いエリアに3000メートル級の日本アルプスのような山脈を抱え、海岸線に張り付くように小さな村が点在するところでは宿探しは難航して、いろんなサイトを英語で検索し続けて、探し当てたのがノンザ村でした。
この情報社会になっても、村の様子は行ってみるまで全くわかりません。ドローンの流行によって、素晴らしい写真がネットにあふれ、画像加工も思いのままなので、この美しい場所は本当に人が歩いて行けるところだろうか?本当にこの風景は実在するのだろうか?とかえって疑心暗鬼にさせられます。グーグルアースで世界の裏側の洗濯物が干してある個人宅まで見ても、坂がどのくらい急なのか、車が入れる道なのか、治安はどうなのか、騒音やにおいまではわかりません。またコルシカ自体、日本人があまり行かない場所なのでガイド本などが全くありませんでした。不安を持ったまま、バスティア・ボレッタ空港に到着したのは夕方の5時、そこからレンタカーを借りて1時間…のはずでした。
[海外あるある]
その1.飛行機遅れる 乗り継ぎのフランクフルトからコルシカ行きの飛行機がまあまあ遅れる1時間
その2. 仕事しろ!! 税関職員、レンタカー会社社員、まあのんびり~~~おりしもワールドサッカーの真っ最中で仕事どころじゃないって感じですっごくハイテンション。そして手続き進まず。結局オートマッチクを契約したのに最初渡されたのはミッション‥まあ思い通りにいかないいかない。
7時過ぎ出発したものの1時間30㎞のはずがこれが1000mを超す山越えルートでした。夜9時過ぎにやっとノンザ村に到着。全員の第一声が「きれ~い」「やった~」でした。青白い月の光の中、ライトアップされたオレンジ色の教会と山肌に張り付く家々。長旅の疲れが吹っ飛ぶほど美しい村でした。4年たった今でも一緒に行った友人はこの時のことが忘れられないといいます。後から知ったのですが、この村は2016年に「フランス人が選ぶ好きな村 第6位」に選ばれていたそうです。
コルシカ島の北側にちょこんと突き出たカップコルス半島一周110㎞の西側にある小さなノンザ村は人口70人ほど。夏の最盛期には600人くらいになるそうですが、私たちが訪れた6月がまだシーズン前で静かでした。
翌朝、朝7時になるとパンを売りに来るよと教えられて通りで待っていると、焼き立てのフランスパンを一杯乗せたバンがやってきました。気のいいおじさんのパン屋さんは売り切ると店を閉めます。この村には他に小さなお土産屋さんがあるだけでした。
すぐに村を散歩しますが、高低差がきつく、一歩登るたびに見える景色が違って見下ろす先には深い海の色。過疎化に悩むこの村はこの深い海の色に吸い込まれていくようだと感じました。狭い路地を登っていくと猫があくびしてたり、アトリエで飼われているラブラドールが守ってくれるように先導してくれます。一日で村中の人が私たちを知って、どこに行っても挨拶して「調子はどう?」って聞いてくれます。日本の田舎のようでした。
地中海性気候なので爽やかな過ごしやすい時期でした。冬も平地では雪も降らない程度で夏も日本ほど暑くありません。雨が少なく、湿気がないので、蚊はいないですが、ハエはいっぱいいます。生ハム(コルシカ島の豚は黒かった)が名物なんですが、これにハエがたかっているのをよく見ました。ヨーロッパをいろいろ旅しましたが、ずっと虫よけ線香をたいていたのは初めての経験でした。窓という窓はすべて網戸はありませんから。
この村は思い入れが強く、書きたいことが多すぎるので2回に分けます。続きは来月で。
水彩「3月8日」 イタリアでは、3月8日にミモザの花束を大切な人に贈ります。それにちなんで庭のミモザを描いたもの。
・『新・現代家庭考』 就職135 ・私の出会った作品73 ・この指とまれ316 ・長澤晶子のSPEED★COOKING!
・日々是好日 ・美の回廊Vol.56 ・若竹俳壇 ・わが家のニューフェイス ・愛とMy Family ・浅漬け担当コックは小学2年生
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コルシカ島 ノンザ村(1) nonza
2022年5月20日づけで出されたコロナ水際対策強化にかかわる新たな措置が外務省から出されました。
・以下の国ではワクチンを3回接種し、その証明を持つことを条件に渡航、帰国後も待機期間が不要となりました(アメリカ、ハワイ、グアム、タイ、インドネシア、マレーシア、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、ドバイ、オーストラリア)
2年半もの間、コロナ禍により私たちの生活は大きく変化しましたが、長いトンネルの先が見られたような気がします。旅に出られるという希望をもって、これからも絵を描き続ける気力がわいてきました。
2018年6月、フランス領コルシカ島へのスケッチ旅行を決め、滞在先を探していました。私たちのスケッチ旅行は、2か所拠点を決めて、その周辺を描くというものですので、北コルシカで1か所、南コルシカで1か所候補を探しておりました。南はすぐ決まりました。なぜなら世界遺産のボニファシオの近くと決めていたからです。
問題は、北でした。狭いエリアに3000メートル級の日本アルプスのような山脈を抱え、海岸線に張り付くように小さな村が点在するところでは宿探しは難航して、いろんなサイトを英語で検索し続けて、探し当てたのがノンザ村でした。
この情報社会になっても、村の様子は行ってみるまで全くわかりません。ドローンの流行によって、素晴らしい写真がネットにあふれ、画像加工も思いのままなので、この美しい場所は本当に人が歩いて行けるところだろうか?本当にこの風景は実在するのだろうか?とかえって疑心暗鬼にさせられます。グーグルアースで世界の裏側の洗濯物が干してある個人宅まで見ても、坂がどのくらい急なのか、車が入れる道なのか、治安はどうなのか、騒音やにおいまではわかりません。またコルシカ自体、日本人があまり行かない場所なのでガイド本などが全くありませんでした。不安を持ったまま、バスティア・ボレッタ空港に到着したのは夕方の5時、そこからレンタカーを借りて1時間…のはずでした。
[海外あるある]
その1.飛行機遅れる 乗り継ぎのフランクフルトからコルシカ行きの飛行機がまあまあ遅れる1時間
その2. 仕事しろ!! 税関職員、レンタカー会社社員、まあのんびり~~~おりしもワールドサッカーの真っ最中で仕事どころじゃないって感じですっごくハイテンション。そして手続き進まず。結局オートマッチクを契約したのに最初渡されたのはミッション‥まあ思い通りにいかないいかない。
7時過ぎ出発したものの1時間30㎞のはずがこれが1000mを超す山越えルートでした。夜9時過ぎにやっとノンザ村に到着。全員の第一声が「きれ~い」「やった~」でした。青白い月の光の中、ライトアップされたオレンジ色の教会と山肌に張り付く家々。長旅の疲れが吹っ飛ぶほど美しい村でした。4年たった今でも一緒に行った友人はこの時のことが忘れられないといいます。後から知ったのですが、この村は2016年に「フランス人が選ぶ好きな村 第6位」に選ばれていたそうです。
コルシカ島の北側にちょこんと突き出たカップコルス半島一周110㎞の西側にある小さなノンザ村は人口70人ほど。夏の最盛期には600人くらいになるそうですが、私たちが訪れた6月がまだシーズン前で静かでした。
翌朝、朝7時になるとパンを売りに来るよと教えられて通りで待っていると、焼き立てのフランスパンを一杯乗せたバンがやってきました。気のいいおじさんのパン屋さんは売り切ると店を閉めます。この村には他に小さなお土産屋さんがあるだけでした。
すぐに村を散歩しますが、高低差がきつく、一歩登るたびに見える景色が違って見下ろす先には深い海の色。過疎化に悩むこの村はこの深い海の色に吸い込まれていくようだと感じました。狭い路地を登っていくと猫があくびしてたり、アトリエで飼われているラブラドールが守ってくれるように先導してくれます。一日で村中の人が私たちを知って、どこに行っても挨拶して「調子はどう?」って聞いてくれます。日本の田舎のようでした。
地中海性気候なので爽やかな過ごしやすい時期でした。冬も平地では雪も降らない程度で夏も日本ほど暑くありません。雨が少なく、湿気がないので、蚊はいないですが、ハエはいっぱいいます。生ハム(コルシカ島の豚は黒かった)が名物なんですが、これにハエがたかっているのをよく見ました。ヨーロッパをいろいろ旅しましたが、ずっと虫よけ線香をたいていたのは初めての経験でした。窓という窓はすべて網戸はありませんから。
この村は思い入れが強く、書きたいことが多すぎるので2回に分けます。続きは来月で。
水彩「3月8日」 イタリアでは、3月8日にミモザの花束を大切な人に贈ります。それにちなんで庭のミモザを描いたもの。