今年のスケッチ旅行は9月中旬より今EU離脱でもめているイギリスはスコットランドへ行くことになりました。イギリスという呼び名は通称で、正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国と言います。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの王国から形成されています。2年前にイングランドとウェールズに行ったので、イギリスは2度目。3つ目の王国、スコットランドへの旅です。

日本ではNHKのテレビ小説「マッサン」でも知られることとなったスコットランドですが、モデルとなったニッカウヰスキーの竹鶴政孝氏がウイスキーづくりを学ぶためにスコットランド留学をし、そこで妻となるリタさんと運命の出会いを果たします。ドラマでも有名になった通り、スコッチウイスキーの醸造所は100を超え、日本では世界5大ウイスキーの一つとして数えられています。スコットランドにとっては一大産業と言えるでしょう。そんなスコットランドへの旅ですが、メンバー全員一滴もお酒を飲めないので醸造所には全く関心はありません。

スコットランドの歴史は大きく分けて4段階あります。

その1、先史時代の石器群跡…

ストーンヘンジやオークニー諸島のストーンサークルなど建設に途方もない力が必要なのにこれらの遺跡の背後にある文化的慣習や真の目的などは全く分かっていません。

その2、ローマ帝国の支配からアルバ帝国の樹立まで…

イギリスへのローマ支配は紀元43年から160年の間ハドリアヌス皇帝のもとスコットランド方面へ侵攻したが、あまりの人口密度の少なさから徴税の成果が上がらないのでカリブリア(現北スコットランド)への直接支配をあきらめた。そして中世、群雄割拠、いくつかの王国をまとめたアルバ帝国はヨーロッパから流れてくる人々によりヨーロッパ化が進み婚姻や征服を繰り返し、スコットランド王朝が始まる。

その3、スチュアート朝のはじまり…

実際調べてみてもスチュアート朝以前のスコットランドの歴史はほとんど詳しいものはない。11世紀までさかのぼるスチュアート朝から悲劇の女王メアリ・スチュアートまでの時代、謀略と暗殺の渦巻く暗黒の時代、度重なるイングランドとの戦争で疲弊してゆき、メアリはエリザベス暗殺未遂として幽閉され処刑される。

その4、 ルネッサンスと宗教改革による激しい混乱…

スコットランドは開かれた教育で1400年代にはすでに4つの大学を有していた。イタリアルネサンスの影響を受け啓蒙思想が広がり、プロテスタント宗教改革が起こる。イングランド王と議会による対立でプロテスタントを弾圧したことから「清教徒革命」、その後王政復古でまた絶対王政からカトリックが権力を握りまた議会と対立、「名誉革命」が起きとうとうスコットランドの独立は終焉し、イングランドに組することになる。

 

ざっとしか書いていませんが日本でも有名なのは、やはりメアリ・スチュアート女王ですね。生後6日で王位を継いだスコットランド女王。スコットランドは当時フランスと同盟を結び、イングランドと対決していた。幼いメアリとイングランド国王エドワード6世の婚姻計画がとん挫するとフランス皇太子フランソワと結婚。敬虔なカトリック信者として育つ。しかし国王となった夫は若くして死亡。メアリは18歳で故郷スコットランドへ戻る。宗教改革まっただ中で彼女はスキャンダルの渦中となる。2番目の夫ダーンリー卿は暗殺。3度目の結婚相手はダーンリー卿暗殺の疑いをかけられたボスウェルという男。このことから国民から見放され、イングランドを逃亡。イングランドのエリザベス女王は彼女をかばいかくまったが、カトリック復権をねらう勢力の陰謀事件の主犯とされ、幽閉され、その後処刑。エジンバラ城のホリルード宮殿には歴史の間があってダーンリー卿とメアリの部屋も観覧できる。

スコットランドへ旅する目的は、歴史に基づく町や村のたたずまいや雄大な自然の中のお城です。

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今年のスケッチ旅行は9月中旬より今EU離脱でもめているイギリスはスコットランドへ行くことになりました。イギリスという呼び名は通称で、正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国と言います。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの王国から形成されています。2年前にイングランドとウェールズに行ったので、イギリスは2度目。3つ目の王国、スコットランドへの旅です。

日本ではNHKのテレビ小説「マッサン」でも知られることとなったスコットランドですが、モデルとなったニッカウヰスキーの竹鶴政孝氏がウイスキーづくりを学ぶためにスコットランド留学をし、そこで妻となるリタさんと運命の出会いを果たします。ドラマでも有名になった通り、スコッチウイスキーの醸造所は100を超え、日本では世界5大ウイスキーの一つとして数えられています。スコットランドにとっては一大産業と言えるでしょう。そんなスコットランドへの旅ですが、メンバー全員一滴もお酒を飲めないので醸造所には全く関心はありません。

スコットランドの歴史は大きく分けて4段階あります。

その1、先史時代の石器群跡…

ストーンヘンジやオークニー諸島のストーンサークルなど建設に途方もない力が必要なのにこれらの遺跡の背後にある文化的慣習や真の目的などは全く分かっていません。

その2、ローマ帝国の支配からアルバ帝国の樹立まで…

イギリスへのローマ支配は紀元43年から160年の間ハドリアヌス皇帝のもとスコットランド方面へ侵攻したが、あまりの人口密度の少なさから徴税の成果が上がらないのでカリブリア(現北スコットランド)への直接支配をあきらめた。そして中世、群雄割拠、いくつかの王国をまとめたアルバ帝国はヨーロッパから流れてくる人々によりヨーロッパ化が進み婚姻や征服を繰り返し、スコットランド王朝が始まる。

その3、スチュアート朝のはじまり…

実際調べてみてもスチュアート朝以前のスコットランドの歴史はほとんど詳しいものはない。11世紀までさかのぼるスチュアート朝から悲劇の女王メアリ・スチュアートまでの時代、謀略と暗殺の渦巻く暗黒の時代、度重なるイングランドとの戦争で疲弊してゆき、メアリはエリザベス暗殺未遂として幽閉され処刑される。

その4、 ルネッサンスと宗教改革による激しい混乱…

スコットランドは開かれた教育で1400年代にはすでに4つの大学を有していた。イタリアルネサンスの影響を受け啓蒙思想が広がり、プロテスタント宗教改革が起こる。イングランド王と議会による対立でプロテスタントを弾圧したことから「清教徒革命」、その後王政復古でまた絶対王政からカトリックが権力を握りまた議会と対立、「名誉革命」が起きとうとうスコットランドの独立は終焉し、イングランドに組することになる。

 

ざっとしか書いていませんが日本でも有名なのは、やはりメアリ・スチュアート女王ですね。生後6日で王位を継いだスコットランド女王。スコットランドは当時フランスと同盟を結び、イングランドと対決していた。幼いメアリとイングランド国王エドワード6世の婚姻計画がとん挫するとフランス皇太子フランソワと結婚。敬虔なカトリック信者として育つ。しかし国王となった夫は若くして死亡。メアリは18歳で故郷スコットランドへ戻る。宗教改革まっただ中で彼女はスキャンダルの渦中となる。2番目の夫ダーンリー卿は暗殺。3度目の結婚相手はダーンリー卿暗殺の疑いをかけられたボスウェルという男。このことから国民から見放され、イングランドを逃亡。イングランドのエリザベス女王は彼女をかばいかくまったが、カトリック復権をねらう勢力の陰謀事件の主犯とされ、幽閉され、その後処刑。エジンバラ城のホリルード宮殿には歴史の間があってダーンリー卿とメアリの部屋も観覧できる。

スコットランドへ旅する目的は、歴史に基づく町や村のたたずまいや雄大な自然の中のお城です。