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![]() 工房&ギャラリー「ほたる子」をオープンするまでの道のりは小池さん本人も話すように、紆余曲折、波瀾万丈のいばらの道だった。いばらの道に飛び込んでいくというのは、小池さんの人生においては、どってことないことだった。小池さんには迷いや焦りを乗り越える力強さがあったから。そして、「ほたる子」の魅力を開花させる自信も少しだけあったから。 ギャラリー内のあちらこちらで小池さんの作るお地蔵さんが皆を迎えてくれる。おちゃらけて金太郎お地蔵さん、桃太郎お地蔵さんを見せてくれた。どのお地蔵さんも悩める人々を慈悲の心で優しく包み込んでくれる。小池さんの作るお地蔵さんは本当に優しい顔をしている。 小池さんの陶歴には、 始めはみんな赤ちゃんだった 「童心にかえれたらいいな」そんな思いで 土に向かい、お地蔵さんを描いています。 幼い日の、村はずれの道祖神をたどりながら… あなたの心に、ひとときの安らぎが 届いたらうれしいです。 ありがとう と、書かれている。私はこの言葉にホッとしてしまった。こういう優しさに囲まれていると、本当に心が満たされてしまう。満たされている感じがする。訪ねてきた人は旅の記念に、自分の身代わりにと、お地蔵さんを購入していく。また、数組のカップルが引出物にと大量に注文したという。 やきもの散歩道の登窯前に「ほたる子」をオープンして9年を迎える。平成生まれの「ほたる子」なのに、どこか昭和の匂いがし、懐しさがある。登窯前ということで、多くの人が集まってくれる。夏には店先でピザを焼いたり、手打ちうどんを打ったり…と、楽しいイベントを開いた。二度、三度訪ねて来る人もいる。最大の喜びは、多くの人に出会うことで、自分では経験しなかった、体験できなかった人たちの人生に寄り添えることだという。多くの人と出会い、話が弾む──これは何ものにも変えがたい、無形の財産だと、小池さんは誇らしげに笑顔で語ったのが印象だった。工房&ギャラリー「ほたる子」常滑市栄町6─140 TEL/FAX0569-36-0680 |
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(赤井伸衣)
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