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昭和時代に建てられた風情ある木造が、斉田さんの工房だ。ビワの木や田んぼがあるのどかな田園風景の中、夏の日差しを受けて1時間に数本の電車が爽快に走り抜けていく。線路沿いにある工房は、昭和時代から変わらぬ日々のリズムがここにあるようだ。高校卒業後、家業を継いだ。斉田さんが得意とするものは、たたらの日用雑器だ。工房2階には自然釉の皿、織部のカップや常滑特産のいちじくの灰釉を使った花瓶など、大小さまざまなアート作品が飾られている。「曇った織部も好き、透き通った織部も好き」という。ここにある全ての作品にストーリーがあるという。遊び心で作った花瓶は、失敗から生まれた。くしゃけた表情が実に面白みがあると私は思うのだが、評判はいまいちのようだ。 斉田さんは、ひょうひょうとしている。とてもマイペースな人だが、「以前は受注がたくさんあったが、世界規模での不況といわれている今では、すっかりなくなった」と、淋しさをにじませた。 斉田さんは『器の使い方は作り手が半分、使う人の手に触れて残り半分が決まる』という。器を手に取って感じる喜びをたくさんの人に届けたい思いで作陶している。 個展は年に1回のペースで開いている。 趣味は、そば打ち。 三歩窯のご案内 |
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(赤井伸衣)
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