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「こんな言い方をすると、語弊が生じるかも知れないが、自分としては遊びだね。エヘヘヘ・・・」と、いたずらぽく話された。物を作る楽しみ、知恵を絞りながら作る満足感を求めて、創作活動に向き合う日々である。独学でサンドブラストガラス彫刻を学び、趣味が高じてサラリーマン生活を辞め、プロとして活躍して3年。現在は意欲的な創作活動の他に、東海ガラス研究会会長を務めている。腕前は、数多くの公募展で常時入選する実績の持ち主である。3年前には、念願であった教室も開いた。話の中で、「お金は二の次だから、次から次へと新しい発想が生まれるんです」と、遠慮がちに言われた。感動を与えられる、この仕事を誇りに持ち、今を充分楽しんでいらっしゃる器の大きい方である。「人生、楽しんでいる」−この言葉も幾度となく話され、池田さんのモットーのようだ。今後は、異種材料の組み合わせ(木とガラス・鉄板等)に注目したいと、話される。
池田さんの多彩な作品は実に丁寧な仕上がりである。「今日は乾杯しようか」と、盛り上がる時は必ず池田さんのグラスが登場する。一人でぼんやり物想いにふける時も、池田さんのグラスが登場する。全ての気持ちを優しく受けとめてくれるのも池田さんのグラスである。気持ちをきちんと、リセットできる手品のようなグラスは私だけでなく、多くのファンに支持されているに違いない。
5日(木)〜16日(月)、安城市の「丸杉」で個展を予定されている。 |