歌いながらふりつけ(仕種)をするのは、幼児にとってなみたいていのものではありません。あせらず、楽しく何回もすることによっておもしろさ(興味関心)がわいてくるものです。
「ことば遊び」にしても、何回も繰り返しながら遊ぶことによって、言葉に興味をもち、言葉を多く習得していくのです。
このように考えると、いろいろな遊びは子どもの知恵を育むおっぱい(ミルク)だと思います。
げんこつ山のたぬきさん
向かい合って歌を歌いながら、ふりつけ(仕種)をして、最後のところ(またあし「た」)でジャンケンをします。ジャンケンに勝てば、向かい合った人をくすぐれます。
♪げんこつ山のたぬきさん
(両手のこぶしを交互に重ねていく)
♪おっぱいのんで
(重ねた上の手の親指を立て口もとにもっていく)
♪ねんねして
(両手を合わせてほっぺにもっていく)
♪おんぶして
(背の方に手を回して)
♪またあし「た」
(かいぐりして、「た」でじゃんけんをする)
二年生の担任をしていた時、この「げんこつ山のたぬきさん」をみんなで歌ったあと、「お母さんのおっぱいの味、どんな味だったのか、思い出してごらん」と言ったら、最初ニャッとしていましたが、そのうち「エッチ」「スケベ」と・・・。でも、忘れかけた味を一生懸命思い出しながら書いてくれました。「おっぱいの味」を下の段に紹介します。
・あったかくておかあさんのあじ
・あまくてねむたくなる味
・あんしんできるあじ
・あたたかくて牛乳よりちょっとあまいあじ
・牛乳よりこいあじ
・あまずっぱいあじ
・ヨーグルトのあじ
・スキンミルクみたいな味
・ミルクセーキのような味
・花のみつのようなあじ
・アイスクリームをとかしたようなあじ
・はっかみたいなあじ
・白くてたまごの白みのようなあじ
・小むぎこを水でとかしてかきまぜたようなあじ
・いろいろな食べものをとかしたあじ
・その日によってちがう味
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