|
||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||
|
「オーストリア国家公認キュッヘンマイスター」の神田真吾さんが作り出す料理は、えもいわれぬおいしさだ。ウィーナーシュニッツェルという名物料理(子牛のカツレツ〜そうとも言い切れない微妙なところ)は、特製ドレッシングで合せたキュウリ、トマト、ポテトと一緒にほおばると、口中で絶妙なハーモニーを奏でる。気取りがない。優しい味がする。 |
![]() |
|||||||||||
![]() |
||||||||||||
マイスターという称号自体は、ハプスブルグ王朝時代から、技術と人格に優れた料理人に与えられていたが、国家試験として制度化されたのは、1970年代の初めからだ。700年近く栄えたハプスブルグ家が崩壊すると、キュッヘンマイスターたちは各地へ散らばっていった。そのうちに勝手にマイスターを名乗る者が出てきたため、オーストリア料理の伝統を守るため、政府がキュッヘンマイスター制度を創設した。神田さんは、東洋人では初めて資格を得た。
始まりはシュークリーム |
||||||||||||
|
それを見た同級生から「すごい!」「格好いい!!」という声が聞こえてきた。料理を作れる事を誇りに思うようになれた。 微分積分が道を開いた オーストリアとの出会い 2004年、マイスター試験を受けた。試験期間は半年にも及ぶ。1800ページに及ぶテキストで24科目を学び、16科目については筆記試験がある。そして与えられたテーマでの論文発表。これらの全ては、当然ドイツ語だ。 神田さんは、3年前、東京に戻り赤坂でレストランを開業した。日本に、オーストリア料理の伝統を伝えるのが、「自分の使命」だと思っている。奇をてらわず、モダンに流されず、1800年代の貴族が家庭で食べていた料理を忠実に再現していくことが、自分に課せられた役割だと思っている。自分の流儀、自分の姿勢を崩さない、意志の強さは、道場でひたすら素振りを繰り返す剣士のようだ。 |
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||
|
||||||||
|
|
||||||||
| ■イネ・セイミプロフィール フルート奏者として活躍中。俳画家。 絵画を幼少より日展画家の(故)川村行雄氏に師事。俳画を華道彩生会家元(故)村松一平氏に師事。俳画の描法をもとに、少女、猫等を独自のやさしいタッチで描いている。個展多数。 * 俳画教室開講中 |
||||||||
![]() |
||||||||
|
||||||||