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大河ドラマ『篤姫』を見ていたら、辻に立つ瓦版売りが出て来た。どこかで見た顔だと思ったら、コロッケさんだった。コロッケさん扮する瓦版売りの太助は、黒船で来航したペリーの顔真似をしていた。きっと、当時の瓦版売りも、顔の表情を変えたり、声色を変えたりしていたのではないだろうか。 |
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![]() 驚いたことに、コロッケさんの物まねは、実は暗闇から生まれる。真っ暗な部屋で、記憶の中の顔を思い出して、イメージを膨らませていく。鼻の下を伸ばしたり、あごを上下に動かしてみたり、上目づかいにしてみたり、ほおを膨らませてみたり、あれこれ試みる。鏡は絶対見ない。 「目で聞き、耳で見る」という。犬の鳴き声一つでも、目を閉じて耳をすませば、大きいか小さいか、太っているかやせているか、温厚か気が荒いか、いろいろ想像を巡らせることが出来る。 ふだんから、よく人間観察をしている。「人の振りみて、我が振りにする」。第一印象をインプットする。レパートリーにしようなんて下心があったら上手に物まね出来ない。 その人に興味を持ち、「すごい!」と感心する。それが物まねにつながっていく。 コロッケさんの物まねは、似ているようで似ていない。似ていないようで似ている。 鼻をほじる野口五郎は、あまりにも有名だ。床をのけぞるちあきなおみ、ロボットの五木ひろし、ピップホップ与作の北島三郎…本人がやりそうでやらないことを表現する。本人を知らなくても笑える。みんなが心のどこかで感じていることを形にする。 その人の個性的な部分を《過大評価》するのだが、真似る対象にオリジナリティーがあってこそのことだ。「本人に対して失礼なことをしている分、やらせていただいているという気持ちは忘れてはいけない」と思っている。極めて謙虚な人だ。 あおいくまの教え |
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人気者の姉がうらやましかった。姉が中学卒業したとたん、自己規制が取れて、物まねを始めた。初めての物まねは、郷ひろみだった。初恋の人が郷ひろみファンだったから、何とか気を引こうとしたのだ。クラス全員が盛り上がってくれた。それがたまらなく嬉しかった。観客に少しでも喜んでもらいたいというサービス精神の原点になっているのかもしれない。 母から教わった家訓を今も大切にしている。それは《あおいくま》。 |
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■イネ・セイミプロフィール フルート奏者として活躍中。俳画家。 絵画を幼少より日展画家の(故)川村行雄氏に師事。俳画を華道彩生会家元(故)村松一平氏に師事。俳画の描法をもとに、少女、猫等を独自のやさしいタッチで描いている。個展多数。 * 俳画教室開講中 |
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