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おかあさん宇宙飛行士 日本で2人目の女性宇宙飛行士・角野直子(すみのなおこ)さんは、2006年以降の、国際宇宙ステーションへの乗り組みを目指して、連日訓練を続けている。しかも一歳に満たない女の子の育児をしながら取り組んでいる。母親の宇宙飛行士は、日本では初めてということになる。 |
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もともとアメリカでは、訓練と子育ての両立をしている女性は、珍しくない。NASA(アメリカ航空宇宙局)には、女性飛行士が40人ほどいるが、そのうち十数人が、出産を経験している。NASAには託児所もある。 角野さんも、基礎訓練が終わった段階で、「産むなら今しかない!」と思った。母親になりたいという強い思いがあった。もちろん夫や、まわりの人々の協力があってなし得ることだ。「育児も、訓練も、長期戦。ペース配分が大切」という。 ![]() 中学3年生の時、スペースシャトル・チャレンジャーの爆発事故が起きた。そのニュース映像を見ながら、宇宙から授業をするはずだったクリスタ・マコーリフさんの遺志を継ぎたいと思った。もともと学校の教師になりたかったので、宇宙と教師の夢がつながると実感したのだ。 東京大学で、航空宇宙工学を学び、1996年、宇宙開発事業団へ就職。1999年、日本人宇宙飛行士の候補者となり、基礎訓練が始まった。そして、2001年9月、宇宙飛行士として正式に認定された。 宇宙を目指している最中の今年2月、スペースシャトル・コロンビアの空中分解事故が起きた。事故後、休職中だったが、追悼式に出席した。冥福を祈り、悲しみを分かち合いたかった。「地球の未来のために可能性を切り開くという彼らの夢を引き継いでいきたい」と心に誓った。「国を越えて使命をともにした7人の死は、地球には国境線がなく、人命は等しく大切だと教えてくれている」 宇宙から伝えたいこと 宇宙飛行士の基礎訓練は、地球観測のような座学、英語・ロシア語の語学、操縦・ロボットアーム操作やサバイバル訓練など、多岐にわたる。なかでも、ロシアでのサバイバル訓練は、思い出深い。氷点下30度の雪上で、斧で木を伐採し、テントで風をしのぎながら、3日間、救助を待つ訓練に取り組んだ。 |
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ゆくゆく、角野さんは、≪国際宇宙ステーション≫のために日本が作った実験棟『きぼう』での長期滞在をすることになる。長いと6ヶ月の滞在になる。船外活動や様々な実験をすることになるが、宇宙授業もしたいと考えている。 角野さんは、「宇宙は身近だ」と語る。「8分30秒後、そこは宇宙」なのだそうだ。打ち上げ後、8分30秒で宇宙空間に着くのだそうだ。そう聞くと、いかにも宇宙は近いと思える。 角野さんが宇宙空間に旅立つ頃、一人娘の優希ちゃんは、幼稚園に入っているはずだ。スペースシャトルは、地球からも一等星の明るさなので、肉眼で確認できる。夕方の空を見上げて、「あそこにママがいると思ってくれたら嬉しいな」と想像を膨らませている。 |
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■イネ・セイミプロフィール フルート奏者として活躍中。俳画家。 絵画を幼少より日展画家の(故)川村行雄氏に師事。俳画を華道彩生会家元(故)村松一平氏に師事。俳画の描法をもとに、少女、猫等を独自のやさしいタッチで描いている。個展多数。 * 俳画とは |
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