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私たちが訪れた11月はネパールのベストシーズンと言われています。6月から9月は雨季にあたり毎日スコールのように雨が降ります。首都カトマンズは、700万人の人口を抱え、それに対応したインフラ整備が追い付かず、大量の雨が降ると瞬く間に洪水となってしまいます。この時期は気温も高く、30度前後になるので蒸し暑く観光には不向きです。10月から4月は乾季ですが、真冬には6度以下になるので外で絵を描くにはやはり不向きです。11月は山がもっとも美しく見えるということでした。2泊のダンプス村は運よく2日とも朝日に輝くヒマラヤ山脈を見ることができました。
ダンプス村は、ポカラのレイクサイドから15kmほど北西にある標高1800mの小さな村です。村からのヒマラヤの眺望は遮るものがなくとても美しいので、多くの観光客がトレッキングが目的で訪れていました。小さな村だとタカをくくっていると高低差のある石段が続きます。
今回のツアーは参加者18名に日本からの添乗員と現地ガイドの20名。平均年齢は70歳を超えて最高齢は83歳、皆さん重い画材を持ち意欲は十分、そして食欲も十分です。朝焼けのヒマラヤ山脈を描きたいとツアー参加者のほとんどは5時半にはもう宿を出て絵を描いています。(写真①朝焼けの山とスケッチ)
スケッチブックと絵の道具と水、椅子とイーゼルを全部持つと8㎏くらいになりますのでこれを背負って登ったり下ったりは結構大変ですが、皆さんお元気です。
添乗員の落合さんが「桜が咲いてます」っていうので、いつものジョークだと思っていたら、本当に咲いてました。桜どころか、紫陽花、薔薇、カンナ、サルビア、マリーゴールド、ダリア、エンジェルトランペット、ブーゲンビリアが咲き、ポインセチアは大木になって満開です。四季が一同に会しているような不思議な場所です。(写真②花々)
人々はインディカ米を育てて牛と山羊とニワトリを飼い、レンガの家に住み、堆肥で野菜を作り、電気はあるものの、村の家のほとんどは冷蔵庫、洗濯機、掃除機はない暮らしです。まるで100年前の日本の村みたいでした。
村人は二毛作、暖かいので米と麦を作っています。途中の道で大きなかごを背負っている親子を見かけ写真を撮らせてもらいました。背負っていたのは2~30kgはあろうかと思う牛糞でした。(写真村人③)
ダンプス村でもちょうど粟の収穫が終わりそれを干したり稲藁を背負っていたりニワトリに餌をやっていたり取材には事欠きませんでした。そして働いているのは決まって女性です。どこの国に行っても思うことですが女はよく働きます。(写真村人④)
男どもは寄ってトランプしたりタバコ吸ったりぶらぶらしています。
ここで絵を描く団体は珍しいのか、子供たちが頻繁によってきます。11/15は第3金曜日で学校がお休みということで、まとわりつかれることが多かったです。日本の子供と違って臆することなく海外の人に話しかけてきます。聞き取りにくい英語ですが、日本についての興味があっていろんなことを聞かれました。9歳の子でも英語とネパール語を話せるのは大したものだと思いました(写真3兄弟⑤)
辛いのは、ギブミーペンとかギブミーチョコレートとかものをねだる子どもが多かったです。3兄弟が僕たちの絵を描いてくれというのでモデルになってもらいました、小一時間座ってもらいました。一緒に描かれていたSさんはお礼に100ルピー(100円)ずつ渡していましたが(私はちょっと多いんじゃないかと内心思っていました)後で見かけると、口いっぱいにお菓子をほおばって、すぐに次のカモ(絵のモデル料を払ってくれそうなツアーメンバー)を探していました。したたかなものです。
宿の若いスタッフの女の子が、頭にターバンを巻いて青のパンジャビドレスを着ていたのでこれはいいと思い、モデルを頼みました。約束の時間になってもちっとも支度ができません。心配で降りていくと、なんと真っ赤なインドサリーの盛装をして思いっきりおしゃれしている真っ最中でした。こんな山の中でモデルとして描いてもらうのはきっと生涯に二度とないことだったんでしょうね(写真集合写真⑥)
みなさん喜んでスケッチしました。(つづく)
ネパール人の顔・・チベットから入ってきた民族が多いのか背は低く、丸顔で鼻も低くてなんだか日本人似ています(写真⑦)