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個人的に諸事情があって所属の会を移り、心機一転すがすがしい気持ちで頑張れた一年でした。
本年も楽しくためになるスケッチ紀行を書いてゆきたいと思います。
2024年の海外スケッチはネパールに行ってきました。
ネパールについては、エベレストがある国でインドの隣、近所にあるインド料理はネパール人のシェフがほとんどである。くらいの知識しかなかったので、旅行に行く前に予備知識を仕入れました。
ネパールとは
南アジアに位置する連邦共和制国家。首都であり最大の都市はカトマンズ。
国境をインドと中華人民共和国チベット自治区に接していて細長い内陸国である。(写真①)
国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。面積は約147,000 km2。多民族・多言語国家であり、ブッタの生誕地でありヒンドゥー教(元国教)、仏教、などが混在する。農業を主たる産業とし、ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである。世界で唯一四角形でない国旗を持つ国である。
国旗は横にすると山脈を表し、中の図柄は太陽と月、赤はネパールの色、周囲の青は平和の色だそうです(写真②)
歴史としては植民地には一度もならなかったけれど、インドとの戦争に敗れてダージリン地区をとられて経済的に苦しくなったこと、産業も自動車会社が一つもなく走っている車は外国車ばかり、ネパール人は修理は得意でも車を作ることはできないのだそうです。
中国とインドに挟まれ、経済的な自立が極めて困難ではあったが、1990年の民主化以降、急速に経済が成長。一人当たりのGNPは200ドル(2000年)が、アジア最貧国の一つであることは変わらず、非常に低い水準です。
2011年にアジア開発銀行が公表した資料によると、1日2ドル未満で暮らす貧困層は2200万人と推定されており、国民の70%を超えています。主な産業は農業にかぎられ、国民の10%は出稼ぎに出ています。
旅行に行く前の説明会では、世界遺産の都市に滞在するときの注意点として、やはり経済格差をあげられました。向こうから見たら大金持ちになるのですから、パスポートや大金は持ち歩かない。決して生水は飲まない。日本とおなじホテル環境を求めないことなどです。楽しみにして準備していた矢先、9月にyahooニュースが入ります。なんとネパールで大洪水がおき、首都カトマンズにつながる主要道路が寸断されたというものでした。すぐに添乗員の落合さんが現地と確認を取りながら大丈夫、行けますということでホッとしました。
さて11/13ネパールへ。
セントレアからバンコクへ乗り継ぎカトマンズに到着したのは深夜。
1泊して翌朝、空路ポカラへ発つはずが、山の天気は変わりやすく風雨や霧の影響でフライトは2時間遅れで出発。たった30分の飛行時間でポカラへ到着。ネパール有数の湖畔のリゾート地で昼食と両替を済ませ2台のハイエースに分乗して一路ダンプス村へ。悪路とは聞いてましたが予想以上でしてガードレールなしの未舗装道路は山道故にヘアピンの連続で、岩みたいな石がゴロゴロいて削れて穴もある道を現地のベテランドライバーがそれを避けながら進んでいく。ベルトや手すりにしがみつくコト1時間半ダンプス村にたどり着きました。日本を出てから30時間、ダンプス村はヒマラヤ山脈をトレッキングあるいは登山するベースキャンプなるところで標高1890m。未舗装の道路から山の上のロッジまで20kgはある18人分のトランクをポーターさんたちが担いで登ってくれます。中には女性もいてたくましいなあと感心しました。(写真③)
翌朝ロッジから見た朝日を浴びるアンナプルナ第1峰を見たら疲れが吹っ飛びました。(写真④)
丸二日掛けてこの光景を見るためにここに来たんだとあまりの美しさに涙が出ました。
(つづく)
番外エピソード
初日深夜、トイレで用を足していると壁の端に黒いものがいます。
小指の先ほどの蜘蛛かなと思って、近づいてみると尻尾がある・・・カニみたいにはさみも持ってる・・・。
これは、サソリだったんです!深夜だし部屋電話もないし、本館から離れた3号ロッジだったので翌朝、現地ガイドと宿の人に見せたら、深刻な様子・・・・すぐに部屋中に薬をまいてくれました~いやあびっくりしました。(写真⑤)
2024/9 第51回中部白日会 中部白日賞受賞 「desartⅡ」油彩F60号(写真⑥)