海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
ちょっとおじゃまします
 40歳までバスケットボールを楽しんだ。定年後はボウリングを楽しんでいた。ボウリング仲間にスポーツ吹矢を勧められた。スポーツ吹矢のことは、以前新聞記事で見かけて知っていた。友人の早川さんを勝手に巻き込んで隣町の半田にある教室を覗いてみた。畑中さん自身はこの時、健康面に不安もあったので、まずは自身の健康的な体づくりと思い、挑戦してみることにした。自分でもびっくりするくらい楽しんでいる自分に気づいた。自分の技術が上達していることは目に見えてわかった。自宅に吹矢の練習場も作った。毎日の練習の甲斐あって、1年もすれば2段の腕前となっていた。1年に1度東海4県から約400名の初段以上の仲間が出場する大会には、必ずエントリーするという。大会結果はどうあれ、世代を越えて友達も増えた。動作が軽やかになって、自分が健康的になっていくことを実感できることが何よりも嬉しいと話す。
 会員数約48、000人、国内1093支部、海外8支部。1998年にスポーツ吹矢は日本で生まれた。長さ120pのカーボン・グラスファイバー製の筒と的、長さ20pの矢があれば楽しめる。円形の的をめがけて息を使って矢を放つ。畑中さんが吹矢を見せてくれた。足を肩幅に開き、45度の角度で構え、矢を筒に入れる。両腕で筒を高く上げ、鼻から息を吸い、筒をゆっくり下げ、口から息を吐ききる。的を見て息を吸いながら、一気に吹く。胸筋と腹筋が鍛えられる。この一連の動作により、脳の老化防止、血管のつまりや動脈硬化の予防、冷え性や肩こりの改善、高血圧や糖尿病の予防や美肌効果などの健康効果が得られるという。また、精神力や集中力も高められる。
 畑中さんは2016年4月、スポーツ吹矢常滑翼支部を立ち上げた。現在11名が所属している。毎月第1・3水曜日に青海公民館講義室で午前9時15分〜11時45分まで教室を開いている。自主練習日は第1・3日曜日。畑中さんは今、後継者になってくれる人、吹矢を通して健康寿命を伸ばそうと考えている生徒を募集している。支部では吹矢以外にもお楽しみ会、鏡開き、納会、スイカを食べる会など、さまざまなイベントを企画している。それもこれも畑中さんが楽しいこと大好き、みんなの笑顔が大好きな人だからだ。興味をもたれた方は一度教室を訪ねてみてほしいと、畑中さんはいう。
(赤井伸衣)