海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 この学級の女の子に会うと、今でも「先生、ベランダでくもを飼っていて、気持ちわるかったよ」と言われます。そのくもこそ、「コガネグモ(地方によってジョロウグモ、ダイダイグモと呼ばれる)」です。

 自然観察で常石神社に行き、捕ってきたくもをベランダで巣を作らせ、「くも合戦」(Y39「くも相撲」で紹介)なるものを見せたかったのですが、いつの間にか逃げたか、野鳥に食われたかしていなくなっていました。自然に目を向けさせ、自然の物を利用した遊びからキャンプへの心の準備をさせたかったのです。
 五年生になり、家庭科という教科が増えました。家庭科の授業では、一学期はキャンプに向けての調理実習が多くありました。

「9日の家庭科の時、野菜サラダを作りました。ざいりょうは、キャベツとトマトときゅうりでした。切った形はそんなによくなかったけど、とてもおいしかった。」(5月15日付)

「7月25日から、キャンプが始まります。その中でもゆるされないことがある。一学期のはじめごろ、一・二・三年生の遠足があった。 その時のおやつ代のお金、たった一日で二百円。それなのに今度のキャンプの間食代三百円(二泊三日)、こんなことがあっていいのだろうか。こんなことがないようにみんなが努力し合ってがんばろう。」(7月18日付)

 なぜか、この年はよく雨が降り、大雨で大変なことがあった年でした。

「6月5日は、大雨で洪水注意報がでて、たくさんの子が遅刻してきました。道もわからないほど、水がありました。そのため、車で来る子もいました。かさが飛んだり、ぬれたりしました。パンツがびしょびしょ。(午後の授業が中止)」(6月19日付)

 昭和49年7月24日の夕方からの集中豪雨で旧常滑地区の奥条・瀬木・市場地区の大落川・郷川辺りの住宅では床上浸水となりました。
 「エイ、エイ、オー」が神様のいかりをかったのか先発(7月25日出発)となっていた我が学級と他の学級のキャンプは延期となり、常滑小学校の最後の一学級と合同で行ってきたことを鮮明に記憶しています。