海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 赤ちゃんを見ていると、言葉を発することができないけれども、相手になってほしいのか、「あ・あー、う・うー」と発して手を出して何かをつかもうとする。その手を受けてやると小さな手で指を握りにくる。これらの仕種は、生まれて初めての「からだあそび」になるのではないかと思われます。そして、私たち大人は、そんな赤ちゃんをあやして機嫌をとったり、いっしょに遊んだりする「あやしあそび」をすることになるのでしょう。
 これらの遊びをやってやると、「うふふ、ぷっきゃ」とか「きゃーきゃー」と声を発しながら喜んで赤ちゃんもやってみようとまねをします。
 これらの遊びには必ずと言っていいほど、言葉かけをしながらやっています。それも同じことを繰り返してやってやります。そして赤ちゃんもあきもせず、何度となく要求してきます。

べろべろ、べー
 「べろべろ、べー」と言って舌(べろ)を出してやると、大きな目をして反応します。時には、赤ちゃんの頬(ほっぺ)に頬を押しつけたり、息を吹きかけたりしてやるのもいいでしょう。いろいろな反応が返ってきます。

舌をならして
 「こん、こん、とん」と舌をならしてあやしてやりましょう。目をキョロ、キョロさせて音のみなもとを捜すでしょう。そして、捜せたときの安心しきった笑顔から喜びの声を発することでしょう。

いないいない、ばあ
 両手で顔をかくして、「いないいない、ばあー」と、その両手を開けて顔を見せてやれば、「きゃっ、きゃっ」と両手両足を動かして大喜びです。同じようにして、時には、笑った顔、怒った顔、こわい顔などをして見せると、またまた、大喜びです。

だるまさん、だるまさん
 赤ちゃんに両方の人差し指を握らせて左右にふったり顔をふったりしながら「だるまさん、だるまさん、わらうとまけよ、あっぷっぷ」と言ってあやすと、これまた大喜びです。

 こうした「あやしあそび」から赤ちゃんの視覚や聴覚や知覚などが確かに備わってくるのだと思います。そして、人と人との関係を察知して安心しておねだりをしたり人見知りをしたりするようになるのでしょう。