海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
明けましておめでとうございます。

五右衛門風呂での初風呂はいかがでしょうか。物心が
ついたころまで月明かりや星明かりで風呂に入っていま
した。いまでいう露天風呂のようなものですが、子ども
にとって恐い場所の一つでした。そのお風呂(お湯)沸
かしは子どもの手伝いの一つでした。薪に火がつくのに
苦労したこと、燃えにくくなり煙突掃除をしたことなど
がよみがえります。でも楽しいことだってありました。

焼きいも、焼きみかん
 そうです。秋になり、これらの収穫時には、お風呂沸かしをし終わり、おき(赤くなった炭火)になったころ、そのおきの中にいもを入れたり、みかんを入れたりして焼いたものです。
 焼きみかんは焼かれることによって酸味のきいたきつい味になります。あまりうまい物とは思いませんでしたが、かぜに効くといってよく食べたものでした。
 焼きあがるまでの時間が楽しみでした。焚き口からの熱が顔や胸の方にあたり、暖かいのですが、背中は寒く、何回も向きを変えながら暖をとっておりました。

風呂に入って
 五右衛門風呂(長州風呂)に入るのには子どもにとって苦労するのです。
 まずは、湯槽が高いことと深いことでした。そしてもう一つ、底板をうまく沈めることでした。底板の真ん中に乗らないと、先に人間が沈むことだってあり、ちんちんの風呂底に足が着いて痛い思いをたびたびしたものでした。

手の平水鉄砲
 両手を合わせ親指の辺りに空気抜きを作ってその手が少し出るくらいまで沈めて利き手を動かすとお湯が飛んで出ます。兄弟で水のかけやいっこをしました。

手ぬぐいで
 両手を手ぬぐいの中央に入れ、静かに湯に入れると空気が入ります。その手ぬぐいをすぼめて空気が出ないように沈めます。そして相手の尻の下ですぼめた手ぬぐいの片一方をはずします。すると、空気の泡が出ます。「屁をした」と言ってふざけたものでした。

ゆでみかん
 みかんをお湯の中に入れて「ゆでみかん」にして食べるのもいいものです。焼きみかんよりは食べやすく、湯の中でよく食べました。