海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 梅雨時、増水して勢いよく流れる谷川に、うなぎが上がってくるようになります。学校から帰るとランドセルを上がり端(玄関)において、釣り糸をつけた竹竿と缶詰の缶につめたミミズをもって増水の谷川に急行です。
 うなぎがつれそうな所には、大人の人が先人切って釣り糸をたらしています。そんな所の横に並びながら、子どもの私たちも釣り糸をたらします。
 釣り針は、鮒釣りなどとは違い、やや大きめの長い針でした。えさも大きめのミミズです。
 うなぎは、そう釣れるものではありませんでした。でも、大人の人たちと交じって釣っているだけでも、なぜか、浮き浮きとしていたのを昨日のように覚えています。大人の気分のようになっていたのでしょう。
ジョウゴ(ジゴク)
 淡竹(はちく)で作った「うなぎとり」のことをジョウゴ(ジゴク)と言ってました。ジョウゴは漏斗の形(入り口)から言われるようになったのでしょう。
 では、作り方とその仕掛け方を紹介します。

@作り方
節を二つ残して約一メートルくらいに切る。竹の匂いを消すために竹の青い部分(皮)を削り落とす。

A仕掛け
ジョウゴに大きなミミズを五・六匹入れておく。
夕方に仕掛けて、朝に仕掛けをあげにいく。

釣り針での仕掛け
篠竹に糸が取れないようにくくりつけ、うなぎが通りそうな所にミミズを付けて一晩吊しておく。篠竹が抜けないようにしておく。

どちらも早朝に、見にいくときのわくわく感がいいのです。