海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 私の育った所は、山間部で谷川が流れている「こぶなつりし、ふるさと」です。初夏にかけて、うなぎつりやうなざとりの漏寸(じょうご)しかけ、どんこ(ハゼ科の淡水魚)つりを楽しんだものです。田圃の水を引くために谷川を堰(せさ)止めた所(井手)が、子どもたちの水遊びの場所でした。それも山岸に岩があり、ぐんと深くなっている所です。でも、年少の子たちが水遊びができる所なのです。そこは、代々から遊び継がれた場所なのです。だから、そこには、いろいろな言い伝えがあり、水神さまが住んでいるかのように思われた場所でした。
 そこでの水遊びを紹介しましょう。
@ 息の止めやいっこ A 顔つけ、はいはい B 音あて遊び
浅い所で、泳げない子でもいっしょになって遊ぶために、水に顔をつけて息の止めやいっこをします。 浅い所で、顔をつけながら、這いずって遊びます。そうしているうちに自然と泳げるようになってきていました。 少し深めで顔を沈め、石をたたいて、何回石をたたいたのかをあてる遊びです。
C 石取り遊び D 飛び込み E 鬼ごっこ
心を投げて、だれがその石を速くさがすかです。速くさがした子が次にその石を投げれます。 狭かったこともあり、頭からの飛び込みはあまりしませんでした。よくやったのは、「兵隊飛び込 み」でした。高い岩の上から万歳して足からドブンと水中に。また、「腹打ち飛び込み」でした。胸から腹にかけて水しぶきをあげながらの飛び込みです。失敗すると、キュンと腹が痛みました。 水の中での鬼ごっこもおもしろいものです。岩から飛び降りたり、もぐって逃げたりと地上よりもスリリングです。
F 甲羅(こうら)干し
座りのよい石に腰掛けて甲羅干しをします。体がかわくと、粘土質の石をすった泥状のものを体にぬったくって遊びました。それがかわくと、水の中にドプンでした。