海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 初夏から盛夏にかけて、生き物は子孫を残すために繁殖活動を行い、せわしなく死んでいきます。その合間に子どもたちはつかまえて虫かごに入れ、どれだけつかまえられたのかをきそい合って自慢するのが楽しみのようです。いろんな生き物をつかまえて飼ってみるのもいいと思います。
ほたるとり

 蒸し暑い夕方から深夜にかけて飛びかうほたる。やはり、夕方から9時くらいまでが多いようです。
 子どもの頃、ほとんどの農家は菜種を栽培していました。菜種の実がさやから落ちてさやと茎が残ります。細い竹に竹ぼうきのようにしばって、ほたるとりを作りました。長くて軽く、ほたるをからや枝にそっととまらせるようにとりました。
 とったほたるを、よもぎを入れたビンに入れたものでした。時には、蚊帳(かや)の中に放して飛びかうのを見ながら、寝入ったものでした。
 孟宋竹を輪切りにして網を張り、上に出入りができるようにふた付きのほたるかごを作りました。
 ほたるが飛びかう頃に、山では、びわややまももが色づきはじめます。そこで子どもたちだけがわかる合い言葉で「山ぼたるを取りに行こうか」と誘い合ってびわを取りに行ったものです。

せみとり

 せみとりは素手でつかまえるのがおもしろいのです。せみとの知恵比べのようなもので、しょんべんをかけられてくやしがったこともありました。
 高い所にいるせみはタモでとるのではなく、くもの糸を集めてそれでせみをくっつけてつかまえるのです。その作り方は、竹の先に針金を金魚すくいの輪のようにしてそれにくもの糸を巻き付けるのです。ねばっこいくもの糸が最高です。
 ミンミンゼミをつかまえてはジョログモ(コガネグモ)のえさとして、巣になげてやったものです。