海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
チョウニン(町人)

 私がこの常滑に来た昭和48年ころ、高学年の子たちがよく遊んでいたのがこの「チョウニン」でした。
 私は、この「チョウニン」をはじめて見る遊びで、新鮮に感じていました。というのは、私の故郷(愛媛県宇和島市)ではやらなかった遊びだからです。
 「あそび宝鑑」(菅原道彦 著 るいべ社)によると、この遊びは東京から四国まで分布していて北陸、山陰には見当たらないということです。そのよび名は、東京付近では、「大高中小」、岐阜の方では「天下」とよび半田の方では「テニス」とよんでいたようです。
 「チョウニン」の遊び方を紹介しますが、あいまいなところがあるので、そこはご了承ください。

遊び方
地面に田の字をかく。
人数は、10名くらいまでだが、待ち時間を考えると、6、7人くらいが適当。ジャンケンに勝った子から位の高いマスに順に入り、あとの子は外で順番待ちをする。
テニスボールを使って大名からワンバウンドさせて、ほかのどのマスでもいいから片手で打ち込む。
打ち込まれた子は自分のマスの中からワンバウンドさせて打ち返す。線を踏んだり、ボールを打ち返せなかったりしたらアウト。「大名」がアウトになったときは、「大名」と「武士」は交替。「武士」がアウトのときは、「町人」と交替。「乞食」がアウトの時は、外の子と交替する。「乞食」に他の者が負けると一つ位を下げるが、いっきに「乞食」とするかである。相談できめるとよい。
今、5年生が運動場でチョウニンらしき遊びをやっているのを見かけます。自分たちで考えながら、ゲームを組み立てて遊んでいます。こんな子どもたちを見ると、うれしくなります。