海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
上弦の月のお皿に金の星

臙脂なる別珍の足袋一葉忌

凩や干物に残る海の色

読み疲れほぐす一とき葛湯吹く

手袋や仔猫の爪と対峙して

毛糸編む母の面影辿りつつ

湯豆腐の笑うが如く踊り立つ

冬木立芽を空に向け凜と立つ

好きなれば自分で夫のとろろ汁

寒ければ五百に足らぬ万歩計

参道に匂ふ銀杏踏みしだく

渡り鳥隊型組みてマスゲーム

十二月列車乗り継ぎ金沢へ

千歳飴下げて自慢のVサイン

秋の朝一面に載る知人の句

食いつくす秋の実のずわい蟹

仕事終へ着更へせし間の暮早し

落葉掻一服時に又散れり

?田や実もつけている黄金色

道の駅バスに乗り込む秋の蝿

守護神のテトラポッドや冬渚

グットバイ手を振りながら銀杏散る

わが町の新酒の便り今朝届く

初冬や松の青みの際立てる

訃報聞く耳の後ろの寒さかな

西空に白き月おく十二月

大切に生きたつもりの年暮るる

バス旅や員弁の寺の冬紅葉

寒空に防人抱く我子ぬくみ

寒林や風を一手に引受けて

弱足にはげましくれる紅葉道

正月やめぐりかさねて八十七かな

初日の出腹の底から祝福す

吉田ひろし

斉藤 浩美

加藤 久子

片岡 光子

谷川と志江

関  里美

塚本 千鶴

杉江 民子

林  京子

冨田 悦子

江端 久恵

藤井 文月

浦崎ひとみ

杉江 タエ

中山 洋子

清水ドラ吉

村井 範子

荒川 達雄

都築 信子

竹内 艶子

田上 義則

山中 博子

久田 笙子

竹内三千彦

杉山 和美

平野 紀江

磯村美耶子

村井みさを

中尾 節也

古川 義高

谷川 利子

柴山 庄山

中村 洋子

若竹俳壇

 
 作品募集−−−−

 毎月10日までにハガキで下記発行所へ送って下さい。
 あかい新聞店 武豊店
 知多郡武豊町字金下37番地
 あかい新聞店 常滑店 
 常滑市市場町4丁目167番地

または、こちらの俳句投稿メールフォームから応募して下さい。