海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
永き日のひねもす続く飛行機音 吉田 ひろし
機影追う帽子はぎとる春疾風 馬場 利明
凍返る雲のはやさや窓の外 八木 明子
木洩れ日の精あそばせて披璃二月 河瀬四四子
一束に心満ちたり桃の花 冨田 悦子
一雨の湿りに春の大根蒔く 田村 秀男
紅白の梅のおむかえ一体寺 竹内 和
嫁ぐ娘と一緒に春の伊勢の旅 浦崎 ひとみ
貝の私語厨に春の水こぼす 片岡 光子
浅き春ゆるり向き変え一番機 新居 豊子
銀翼を返し南へ冴返る 谷川 と志江
雪乗せて岐阜のバス着くセントレア 柳田 雪枝
暖かや道に転げし球返す 青山 文代
春きざす空にきらめく翼かな 山田 ちづ子
佐布里池燦然と陽や梅開く 渡邉 陶火
日向ぼこ互ひの不運も老自慢 谷川 利子
梅一樹ありてととのふ狭庭かな 幾世 八千代
碁石持ち長考するや余寒あり 竹内 三千彦
夕刊の届きし音や日脚伸ぶ 小鹿 朝子
如月の満月海を照らし出す 平野 紀江
早蕨や店もまばらな朝の市 滝田 紘美
一番機春風を受け舞い上がる 村井 みさを
徳川の遺産の黒門紅椿 澤田 藤子
仲春や伊勢路の帰路は高速船 中野 貞子
日脚伸ぶ土間の履物揃ひぶみ 杉山 和美
蒲公英や空つき抜けて風車二基 中野 まち子
黄水仙ベンチのビンに無人駅 大島 竜三
春の風めじろ遊びし椿かな 柴山 庄山
舫綱伸びて弛みて春隣 中山 光子
若竹俳壇

 
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